========================= 三木秀治 紹介 =========================
川崎インターネット(株)社長。W-SOHOスタッフ。IT業界で10年間ネットワーク・ サーバ管理、ウェブシステム開発を手がける。オンライン講座「CGI入門」担当。  著書: 「はじめての人のための PHP Webデータベースプログラミング」 「SSL/TLS導入ガイドブック(共著)」 「PHP & PostgreSQLで作る実用Webシステム(CD-ROM付)」(詳細はMYCOM BOOKSサイトを参照)

<プロに聞くシリーズ> 【ITで作る快適SOHO生活】
〈第1回〉 『USBメモリ』
〈第2回〉 『ネットワークドライブ』
〈第3回〉 『スパイウェア』
〈第4回〉 『プリントサーバ』
〈第5回〉 『家庭内無線 LAN』
〈第6回〉 『Microsoft OutlookExpress、2Gの制限』
〈第7回〉 『ファイルの圧縮・解凍』
〈第8回〉 『ショートカットキーで操作性アップ』
〈第9回〉 『簡単 パソコンでTV』
〈第10回〉 『Windows のバックアップ』
〈第11回〉 『地球儀ソフトで遊ぼう』
〈第12回〉 『画像整理、検索ソフト』
〈第13回〉 『SPAM対策ソフト』
〈第14回〉 『インクサーバでコストダウン』
〈第15回〉 『Web2.0でビジネスはどう変わるか。その1』
〈第16回〉 『Web2.0でビジネスはどう変わるか。その2』
〈第17回〉 『Web2.0でビジネスはどう変わるか。その3』
〈第18回〉 『Web2.0でビジネスはどう変わるか。その4』
〈第19回〉 『無料ウイルス検出・除去ツール:PCセーフティ』
〈第20回〉 『パソコン設定のお引越し』
〈第21回〉 『パソコンの速度アップ』
〈第22回〉 『スパイウェア対策−Microsoft Defender』
〈第23回〉 『起動可能なe-SATA外付けディスク』
〈第24回〉 『スパム対策のためのOP25B について』
〈第25回〉 『Googleサイト指定検索、サイト内検索』
〈第26回〉 『ウェブサイトの印刷テクニック』
〈第27回〉 『Google Docs & SpreadsheetsでExcel/Word文書の共有』
〈第28回〉 『Wget-ウェブページの丸ごとダウンロードツール』
〈第29回〉 『有害サイトから子どもを守るウェブフィルタリングの導入』
〈第30回〉 『zip ファイル、Office文書の暗号化』
〈第31回〉 『Spybot スパイウェア駆除ソフト』
〈第32回〉 『Google Analytics 無料の高機能アクセス解析ツール』
〈第33回〉 『顔文字で楽しいメール』
〈第34回〉 『スパム対策 gmailスパムフィルタを利用する』
〈第35回〉 『Internet Explorer 7.0 への自動更新を無効にする』
〈第36回〉 『フリーソフトで簡単PDF作成』
〈第37回〉 『MS Office がなくても大丈夫!
       無料のオフィススイート、OpenOffice』
〈第38回〉 『スパイウェアの常駐監視ツール Spyware Doctor』
〈第39回〉 『『宇宙への夢が広がる
       4次元デジタル宇宙ビューワー "Mitaka"』


〈第17回〉『Web2.0でビジネスはどう変わるか。その3』

(3)貢献者としてのユーザー(コンテンツのシンジケーション)

従来のWeb では、情報を提供する側がユーザーに一方的に情報を提供していました。これに対してWeb2.0では、ユーザーによるレビューやユーザーによる評価がコンテンツの構築に貢献し、結果的にそれがサービスとして蓄積されていく仕組みが提供されるようになります。代表的なサービスとしては、Amazonのカスタマレビュー、Yahoo 映画の作品ユーザーレビュー、GoogleのPageRankなどがあります。また、RSS を利用してコンテンツの更新を自動的に通知する仕組みを使って連携しているコンテンツを自分のホームページに表示させ自動的に更新することもできます。
  • アマゾン
    http://www.amazon.co.jp/
  • Yahoo!映画
    http://movies.yahoo.co.jp/
  • Google Page Rank
    http://www.pagerankon.com/
  • シンジケーション
    ユーザ同士が連携、提携してコンテンツの相互配信するような枠組み
  • RSS
    XML という形式を使ってコンテンツを配信する仕組み。
    RSS リーダーを使ってコンテンツを読むことができる。


(4)ロングテール

従来の市場では、「2:8 の法則」などと言われるように「2割の商品が売上の8割を稼ぐ」などといった法則が成り立っていました。これに対してWeb2.0では、この8割の側に当たるニッチな商品や顧客基盤によってサービスやビジネスが成立するようになります。ロングテールとは長く後ろに伸びた尾を意味します。横軸に商品名、縦軸に売上としたカーブを描くと頭の突き出た部分は売上の8割を占める売れ筋商品となりますが、カーブの後ろは徐々に下がって尾っぽのような曲線になります。この尾の部分は全部合わせても2割にしかならず、いままでは切り捨てられたマーケットでした。Amazonはこの従来切り捨てられていた2割の部分でも売上を立てられるようなサイトとなりました。これをロングテール現象、ロングテール効果などと呼ぶようになりました。他にも、従来大手企業しか顧客になることが無かった広告業界において、個人のレベルまでを取り込むことに成功したAmazonやGoogle Adsenseなどがあります。